Google Pixel向けに、AIを使った新しい「Pixel Studio」ベースのスクリーンショットエディターが配信され始めています。8月のAndroid 16 QPR2 Beta 1でテストされていた機能ですが、安定版の11月アップデートを適用したPixel端末でも使えるようになってきました。
今回のアップデートは、編集ツール全体がPixel Studioアプリに統合され、従来よりも幅広い編集手段が揃うのがポイント。Android Authorityが複数のPixel端末で動作を確認しています。
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Pixel Studio統合の新エディターが安定版にも展開開始
新スクショエディターは、Android 16 QPR2の正式リリース(12月予定)に先立ち、11月の安定版アップデートを受け取ったPixel端末から順次展開されています。
実際にAndroid Authorityは、Google Pixel 9 Pro XL(Android 16 build:BP3A.251105.015)など複数のモデルで新インターフェースを確認したとのこと。
この新エディターはPixel Studioアプリの最新版が必須で、バージョン「2.0.001.793728176.12」以上で利用可能。それ以前のバージョンでは旧エディターが表示されるとのことです。
使い方はこれまで通り、でも中身は大幅進化
スクリーンショット撮影後に「編集」をタップすると、新しいPixel Studio版エディターが起動する流れ。
UIはMaterial 3 Expressiveデザインを採用し、かなり刷新されています。
利用できる主な機能は以下の通り:
・画像のトリミング
・マーカーペン、ハイライトなどの描画ツール(新しいカラーピッカーを搭載)
・テキスト挿入のフォント拡大(選択肢が増加)
・AIオブジェクト選択(生成的な削除・塗りつぶし)
・自然言語による編集指示(選択範囲に対してAIに変更内容を説明して反映)
・スタンプの追加や、AIでオリジナルのステッカー作成
ツールバーには以下のアイコンが並びます:
「Crop(トリミング)/Markup(描画)/Text/AI edit/Sticker/AI erase」
AI関連ツールは「魔法の杖」アイコン(AI編集)と「消しゴム」アイコン(AI削除)で分かれており、どちらもクイック選択・手動選択が可能です。
ただし、AIによるオブジェクト選択と編集はまだ“プレビュー段階”で、動作が安定しない場合もあるとしています。
今回のアップデートの本質は、Pixel Studioとの統合
今回の新エディターの肝は、スクリーンショット編集が独立したツールではなくPixel Studioに完全統合された点です。
これにより、AI生成機能や拡張されたフォント・ステッカー制作、Material 3 Expressive準拠のUIなど、Pixel Studioの編集機能をそのまま使えるようになりました。
つまりスクショ編集が単なる“加工機能”から、よりクリエイティブ寄りの“軽い編集スタジオ”のような位置づけになりつつあることが、今回一番の重要ポイントと言えます。
