GoogleのPhoneアプリに入っている「Take a Message」。
Pixelで電話を取れないときに自動でテキスト化してくれる便利機能ですが、どうやら“留守番電話のカスタムメッセージ”周りが大きく変わるかもしれません。
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キャリア不要で留守電メッセージを録音できる可能性
これまでGoogleのTake a Messageでカスタムの留守電メッセージを使うには、キャリア側の設定に依存していました。
キャリアが対応していない場合はデフォルトメッセージが流れるだけで、自分で自由に録音することはできなかったんですよね。
ですがAndroid Authorityによると、Google Phoneアプリのベータ版（version 200.0.831411868）で、
キャリアを介さずにスマホ単体で録音できる新オプションがテストされているようです。
Pixelシリーズ（Pixel 4以降）で提供されてきたTake a Messageが、ついにフルカスタム化に動き出した雰囲気があります。
新UI「Manage greetings」で録音がもっと身近に
発見された新機能では、Phoneアプリの
設定 → Take a Message → Manage greetings
という流れで、録音画面へ進めるとのこと。
画面下部のマイクボタンをタップするとカウントダウン後に録音が開始され、
複数のカスタムメッセージがあればそれらも一覧で確認できる仕様になると見られています。
ただし現時点のベータ版ではUIが不安定で、クラッシュが頻発しているとの報告もあります。
完成度は高そうなのに動作が不安定という微妙な状態で、正式実装までにまだ時間がかかりそうです。
実装そのものが見送られる可能性もあると報じられています。
日本での提供状況とPixel向け新機能の広がり
Take a Messageは現在、米国・英国・オーストラリア・アイルランドで提供中。
日本では利用できず、今回のカスタム留守電機能のテストも日本向け提供は現時点で不明です。
（※現時点では日本発売・提供は未定）
なお、GoogleはPhoneアプリのアップデートを着実に進めており、
Pixel 6以降では通話録音機能がグローバル展開で提供開始されています。
留守電体験がようやく“現在進行形”の機能に追いつく
スマホの機能が高度化する一方で、通話や留守電のような“古い機能”は後回しにされがちでした。
今回のカスタム留守電録音機能のテストは、そのギャップを埋める一歩として大きな意味を持ちそうです。
Googleが正式に導入すれば、Pixelの電話体験全体がより柔軟で使いやすいものになりそうです。
